2010/5/22-23 club@SRX 全国オフ春の陣ツーレポ
お見舞いツーリング記


〜こんなこともあろうかと〜 

・例によって人の顔出してます。人の写真も勝手に使ってます。おまけに勝手にシツレイなセリフを入れてます(;´Д`) 
 消せや(゚Д゚#)ゴルァ!! てお方はご連絡ください。

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Shinji氏のレポ

かっす氏のレポ

つねお氏のレポ

■諦念

今年の春全国は、雪まで降った昨年の4月から、例年どおりの5月に、岐阜県ひるがの高原で決まった。私は、行こうか行くまいかと悩まずとも良いように、参加受付が始まったらまず参加の申し込みをすることにしているので、今回も申込をしました。

しかし、今年は例年とはだいぶ状況が違ってました。GWに、1週間かけてバイクで九州まで行った(レポート未アップ)
)のです。勿論一人で。良きバイク乗りであると同時に、良き家庭人でもある私です。さすがに一月に2回も家族を放っぽらかしての泊まりのツーリングなんてできません。私のような常識ある大人のすることではありませんからね。

ですから今回は、既に申込みしているのに、ぎりぎりまで行こうか、行くまいかと迷っていました。タイヤの交換(貰い物ですが・・・)とか、フォークオイルの交換、ブレーキの揉み出しとかやって、もし、万一行くことになっても気持ちよく走れるような手当を一応やりはしましたが・・・どう考えてもダメです。ヨメに聞くまでもないことです。意を決して、主催のなおやさん他数名へ「行けません」メールを打ったのが全国オフの5日ほど前でした。(実話)まあ、仕方ないです。愛する家族との団欒のほうが大事っすよ・・・ぐすん。でも、これで我が家の平和は保たれたのです。さ、GWのツーレポ書こうっと・・・

 

■追突

全国オフの週、月曜の夜でしたか、いつものようにネットサーフィン(死語)をしていて、友人の○ビルタツ氏のブログを読んでみると、どうやら長野県伊那のサーキットでのレースで転倒し骨折入院してしまったようです。彼とは長いつきあいで、当然うちのヨメも彼をよく知っていますので「あらら〜、○○さん、伊那のレースで骨折して入院してるんだってさ。足と肩みたい」と報告しますと、ヨメが殊の外心配しまして、

 

 

「えっ!それって大変じゃない。」

 

 

 

 

「そうだね」


 

「あんた、お見舞いに行ったら? 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あっち方面にツーリングとか無いの?


 

 

 

どーん! (チャンスの女神が追突してきた音)


「ええっ!!!!」

なんてことでしょう。こっちが諦めたツーリングなのに、向こうから転がり込んで来てるんでないかい?

ここは慎重に!間違えても神経を逆なでするような発言はしちゃなんねーぞ!>俺


「あ・・あるよ、今週末に岐阜に行くツーリングが・・・けど・・・」


「けど何よ」


「こないだ九州に行ったからさ、今回は自粛しようかなって思ってたのよね」


「だって○○さん、一人で寂しいんじゃない?」


「そうかなあ・・・お前の言うとおりかもね(・・・あいつが寂しいとか言うタマかよ)寂しいよね。 じゃ、じゃあ、行って元気づけて来るかなぁ〜〜・・・・?」(こ・声が震えちゃう・・)


「そうしな」



なんという幸運、圧倒的な歓喜!押し寄せるエクスタシー(違) 僕ってひょっとして幸運の星の下に生まれてるんとちゃう?

ついさっきなおや氏に行けませんメールを打ったのに、すぐ後で「ウソウソ、やっぱり行きます!」なんて格好悪いメールも、夢見心地で打ったのでありました。

■準備

そうそう、お見舞いですから、ちゃんとお見舞いの品を持って行かなければ、お見舞いメインだということアピールするために(誰だこんなこと書いた奴は!)「何がいいだろうか」とヨメに相談しますと、果物とかはバイクで持っていけないだろうし、本がいいんじゃないか、ということ。さらに会社で(もはやヤングというには相当に無理があるんだが・・・)ヤングOL、この人のお父さんが昨年ケガして入院してたなあと相談したところ、病院の食事は淡泊で味気ないから、ごはんですよ、とかいいんじゃないかというアドバイスを貰いました。そこで私は、最近流行だと聞いている、美味しいようで美味しくない、でもちょっと美味しいラー油(<お前、訴えられるぞ、正しくは辛そうで辛くない少し辛いラー油 )を持って行ってあげようと思い立ったのでした。

さて、全国オフお見舞いツー前日の金曜日、会社の横にあるスーパーに行ったところ、そのラー油の棚だけ空っぽで、「ご迷惑をおかけします」の張り紙が。さらにヨメと手分けして4件ほどまわるも、全て売り切れで、こりゃダメだ。と諦めて文庫本を数冊だけタンクバックに入れて明日の準備をしたのでした。お見舞いにしちゃあちょっと寂しいけど・・・ま、気持ちがこもってればいいよね。(<それが一番欠けてるんじゃないかと・・・)

今回、関東下道(げどう)組は、7時に道の駅ちちぶに集合し、そっから延々と下道でひるがのを目指すという、思い切り頭が悪いコースを設定してます。通常、ひるがのを目指す場合は、8時前後に諏訪のおぎのやを第一集合地点とし、皆さん高速道路を使って集合することがほとんどです。ちちぶ集合を設定するのは、諏訪開催の場合がほとんどだったと思います。ひるがの開催で、ちちぶ集合、下道を延々と、というコースは今までの記憶では設定されたことがないと思います。(茨城の虎が昨年チャレンジしかかってたような・・・)私も、普通でしたらこの下道組ルートに参加するんで出発は5時なのですが、今回はお見舞いツーですから、面会時間がはじまる10:00にきちんと伊那に到着しておく必要があるのです。7時ちちぶ、10時までに下道で150km走破は、ちょっと無理かなと。ていうかほとんどヘタレて、6時出発、中央高速にて伊那に向かうという、ヌルいルートを設定、お見舞いしつつ時間が合えば、下道組と伊那で合流し、ひるがのへ向かうことにしました。

気になる天気ですが、初日は降水確率も低くよい感じなのですが、2日目の降水確率がとっても高いです。まあ、1日だけでもまともに走れるのなら御の字です。2日目合羽を着ることも考えて、革装備はやめました。


寝る前に、用心深い私は保険をかけることにしました。

「明日、○○さんのお見舞いに行ってくるぞー」

「知ってるよ っさいな」

「ほんでもってツーリングだよ〜」

「あーはいはい」

「泊まりだかんなー」

( `д´) ケッ! 


気まずい雰囲気が流れますが、ちゃんと宣言しておかないと、いや、宣言していてもきれいに忘れて文句言われますからね。



■出発

明けて当日、6:20、お見舞いツーリングに出発です。

6時を過ぎてしまいましたが、タイムテーブルにはけっこう余裕がある筈なのであわてませんよ。

ふと見ると、西友が24時間営業ってことで開店してます。ちょっと覗いてみますと、なんとありましたよ、ラー油が2つほど。こりゃさいさき良いわい、と購入しウェストバックに入れて、8:40に相模湖から高速に上がりました。

GWの九州ツーリングはSL230で排気量が223ccしか無かったので、高速では常時6000回転以上回っちゃって可哀想でしたが、さすがに約400ccの我がSRX、100km/hだと4000回転弱で余裕があります。(スプロケット変更してるからノーマルスプロケットより回転数は低いのです)タイムテーブルに余裕がある、と書きましたが、実は頭の中にあるタイムテーブルは、「中央高速に乗ったら諏訪まで150km、1:30 10時に伊那インター横の病院」だけだったので、走りながら「ハテ、諏訪から伊那って何キロくらいあるんだ?」と心配になり、ちょっとだけスロットルを開け、4500rpmで巡航し、ほぼ計算通り1時間半で伊那ICを下り、伊那中央病院へ10時過ぎに到着したのでした。

そして○ビル氏のお見舞い、無事完了<メインイベントなのにそんだけか 

相変わらずな○ビル氏から、痛かった話や看護士に文句を垂れる話などを聞かせてもらい、(この年で骨折っちゃって大丈夫かこの人。)12時すぎに辞去し、13時前に関東下道組(今回はmakotoさんとKojiさん)と合流しました。


この人たち、既に300km 峠道ばかり選んで走ってきてます。

 

まずは腹ごしらえ。ツーリングマップルに載ってるカレーローメンの店、印度屋に行きました。カレー中心のお店ですが、「カレーローメン」と書かれると、ほとんどのライダーがカレーローメン食べるんだろうなあといらぬ心配したりして。

ご多分に漏れずお二方はカレーローメン、私は同じく伊那名物とされるソースカツ丼を注文しました。

なかなかのボリュウムでした。ウスターソースかと思いきや、カレーベースのドミグラスソースで、なんだか高級感がありました。次回はウスターソース系のを食べてみたいな。この近くには伊那の元祖ソースカツ丼の店、青い塔もあるようですから、次回は伊那を11時前後に通過する行程を組めば、食が充実するかなあ、と思ったり。

ゆったりしてますと、時計は2時近くを指してます。ちょっぴり急がないと夕食に間に合わないかも。

 

権兵衛トンネルを抜け、木曾街道からR361、開田高原を3台で走ります。気温もそこそこ高く、けっこう曲率の高いワインディングがありーの、ゆったりしたエリアありーの、変化に富んだ気持ちの良い道でした。ただ、年々路面が荒れてきているようで、仕方ないことですが残念ですね。

木曽の御嶽山が綺麗でした

 

 

(貰いものの)GPR100インプレ
ちょっと話題を変えて、某氏にいただいたGPR100について。以前ノーマル400の3VNに装着して九州を走ったことがありましたが、今回はアップハンで馬鹿トルクのうちの子に装着して走ってみると、かなり違う印象を抱きました。これまで装着していたBT090に比べると荷重が抜けて怖いです。コーナーでスロットルONすると、アップハンにより後ろ荷重になっているためフロントの荷重が抜け気味になり、グリップ感が低下して怖いです。最終的には、コーナーでは常に意識してハンドル上に上体を預けるようにしてフロント荷重を作る感じで普通に曲がれるようになりました。また、GPR80でもそうでしたが、バンク角で旋回力が出るバイアス的な性格で、ラインを内側へ向けるためにはブレーキで荷重を与えるよりも、リーンアウト気味にバンク角を与えるほうがうまく曲がれるようです。総じて、SRX400あたりで軽快にツーリングするのに向いている、ライフもそこそこありそうな扱いやすいタイヤかなと。以上へたくそインプレでした。


しかし、虎も竜もいないと静かですわ ( ´,_ゝ`)プッ

道の駅飛騨高根工房  ここがかの有名なMrスリップマンの店です。今日はいないようですね。

 

makotoさん曰く、

「明日は雨ですから、ここはひとつ、せせらぎ街道を通って宿に向かうでしょう。」

下道組のエネルギーは凄いですね。

「明日にエネルギーを残していても無駄ですからね」

そういう考え方、好きです。一も二もなく賛成です。

せせらぎ街道は路面も良く、なだらかなグッドワインディングロードです。ただ、完璧でもなくて、気持ちよく走ろうとすると速度が乗りすぎることと、カーブの途中に橋の継ぎ目があり、しかも継ぎ目の段差が大きいところがあって、いつも通過時に振られてどきっとします。ぶっ飛んでしまいそうなので、できるだけ抑えめに走ります。

パスカル清見に到着して休憩してましたら、1台のSRXが滑り込んできました。日帰り組のファイヤー氏でした。

 

そろそろ17時。雲も多く、ちょっと暗くなってきてますので、郡上八幡経由で宿に向かいます。郡上八幡でガス補給しながら、「郡上八幡ってところは、なかなかに渋い、良いところのはずなのに、5回以上このエリアに来てて、道走って宿に行った記憶がありません。僕も美人女将としっぽりしたいなあ」なんて妄想が。 次回は市内観光もアリかなと。 

そろそろ本格的に暗くなってきてます。今回最後のドライ路面走行だな、とやまびこロードを通って、ホテルレインボーへ向かいます。実は私、やまびこロードの南側エリアくらい道が曲がっているコースが好きです。路面も比較的フラットで、GPR100の特性にも慣れてきたので、最後の20分がいちばん楽しかったかも。通り過ぎないように注意して交差点を曲がり、ゴルフ場を抜けて一番奥、そこがホテルレインボーです。

(昔の写真使い回しかよ)

18時すぎに無事到着!私なんか途中まで高速で行った軟弱者ですが、makotoさんとko-jiさんてば、千葉や埼玉から、500kmも下道を走ってくるとは・・・すごいよキミタチ。次回はボクも・・・できるかなあ。
一部特殊な性向の方々を除き、私たちのグループがいちばん遅い到着で、メールには「お前たちが遅いから、夕食の開始時間を30分遅らせるぞゴルァ」とありました。  ごめんなさいごめんなさい・・・

 

■宴会

てなわけで、皆さんとのごあいさつもそこそこ、お風呂にも入らずに即宴会ですよ。今回、ちょっぴり参加費が高めだった効果でしょうか、食べ物が豪華な気がします。


こんなおっきいピストンだったと嘘を並べ立てる信州の竜と生暖かく見守るmakotoさん

 

かっす氏曰く 「gizさんがETCつけた時に、『すぐに(民主党政権になって)高速道路が無料になるのに、無駄なことをしますね』ってあざ笑ったんですが、いっこうに高速がタダになんないので、あざ笑った手前、ETCつけられないんです。福島まで高速代が高いっす」ですと。変な意地ははらなくてよろしいのにw

え?食事が終わったら宴会場へ移動ですか?じゃあごはん食べないと・・・おいおい、漬け物とか無いよ、ナニをおかずに・・・

つねお氏撮影

ラー油役に立ったじゃないの!



別室の宴会場はテーブル席で、遅くまでやってもよいようにセッティングされています。もう、なんて準備上手なんだ>なおやさん

 


恒例の、てゆーか、前回欠席で一年ぶりのビンゴマン参上です。久しぶりに見るビンゴマン。なんだか口上が上手くなってないかw きっと僕が毎回褒めたからだ。もはやどこに出しても恥ずかしくないぞ、あっぱれビンゴマン。

 

 


 

フルスロットルでビンゴマシーンを回し、真っ白に燃え尽きたビンゴマン 

不要部品交換会では、今回、小さなスピードメーターをいただきました。ここんとこ貰ってばかりですなあ。次回は何か出そうっと。
夜も更けました。そろそろおひらきで、部屋へ戻りましょう。

 

うっ ここはカメラ部の部室・・ かっす氏はデジ2台に銀塩1台の3台持ち込み、うだ氏に至っては銀塩に交換レンズ2本w 私はコンデジと銀塩の1台ずつと割とおとなしめでしたかな。そこへなおや氏も参加です。いろいろお話しはつきないようですが、私そろそろ眠く・・・

■2日目

目が覚める。外を見るまでもなく窓から厚い雲が見えた。見下ろすと濡れた路面が目に入る。予報通り雨だ。遠回りでも、昨日のうちにせせらぎ街道を走っておいて良かったと思いました。



ふらふらとカメラを手にロビーに下りる。曇りのほうが変な影ができないぶんきれいに撮れたりするのですよ。雨の日はレンズ部〜♪

やっぱり良い感じにしっとり撮れますねぇ 住めるガレージで磨き放題のtoto夫妻のマシン

 

おお、これは!

 

今回の写真で一番好きな一枚

今回clubXVと合同でのオフミでしたので、1台だけですがXVを見ることができました。SRXの綺麗な車両は何回も見て慣れてますが、このXVも凄い。おそらく新品より綺麗ではないかと思われるマシン。惚れぼれしました。

 


GWでは私が不義理をしてしまったうしパパさん。ミスター朗らかの称号をあげようw

 


とてもじゃないがバイク乗りの集まりには見えない。いつのまにか出現したたーくん氏 Shinjiさんは今回「タヌピった」らしい。おまけに公権力からのカツアゲw zeroさんもご健勝でナニヨリ。

 

 

さあ!朝食だ!バイキングだ!<無駄に元気 会う人皆に「太ってない?」と言われましたが、そう、ここ1年ほど、ご飯が美味しい日々が続いております。 

ここでも食べるラー油で食べますよ。実際そんなにうまいのか?といえば、美味しいですよ。ただ、死ぬほどうまいか、と言われれば、そこまではない、て感じかな。油と揚げニンニクというかなり個性が強い食材でもありますから、ずっと各家庭の食卓の上にある、という状態にもならないだろうなと。もうしばらくたつと普通に店頭に並ぶようになると思います。



さて、2ラウンド目。今度は洋食だよ〜<太るはずだ 

ここでたらふく食べておけば、夜中まで元気よく動けるだろうな、と。


密かにデジ一を持ち込んだる〜氏 ナニゲにつねお氏もデジ一持ってきてました。最近のコンデジ、よく撮れるのですが、フィルムカメラで遊んでいるこのごろは、どうにも嘘っぽい絵に見えてしまい、デジ一クラスの絵でないとちょっと不満です。


しかしハラいっぱいになると眠くなりますなあ。

かっす氏撮影

ちょっと目を閉じたあと、荷物をまとめてロビーへ下りますと、おじちゃまやニャン太ママさん、赤ドカさんが来てました。おじちゃまは、ゴルフ行った先の宿泊先を3時に抜け出して来たとか。「7℃だったよ!さっむいよ!」当然だってのw

会計までやってくれてるなおやさんに宿泊費をお支払いして帰り支度です。毎回どうもご苦労様です。

さて、帰路のコースはいかがしましょうか。こんな雨の中を遠回りしたり、下道で走ったりするのはさすがに気が進まないので、私は家が近所な寅楠さんと「全線高速で」という密約を交わしたのでした。おらぁ、もう下道組追放されっかもしんねぇな・・・てなこと考えつつ、全線高速なんてリッチな俺たち、午後に出発してもすぐ帰り着いちゃうから(実はそうでもない)、と皆さん全員をお見送りしますよ。

 


■見送り

タヌピチ氏、別名信州の竜 神様に愛されたこの男の周囲では、毎回恐ろしいことが起きると言われている。しかし今回は特になしだったとか。きっと大陸プレートが太平洋プレートの下に潜り込んでる最中なのだろう。いつかまた大爆発が起きるに違いない・・・

でも、ほじくると小ネタなら出て来る。今回は、せっかく毎週末、身を粉にしてガーデニングやら家庭菜園とかをやったご褒美としてヨメさんから全国オフ参加の許可をいただいてたのに、開催日を1週間後だと勘違いしていて、直前に謝り倒して1週間前倒しをしてもらったり。今朝も「楽しくやってるよ」とメールしたところ「雨なのにゆったりしてんじゃないわよ。早く帰ってきて家の仕事をしろ」
なんてメールが返ってきて、とたんに落ち着き無く合羽を着はじめている。

慌てているので、いっこうに合羽を着終わらず焦る。

 

もう一人、信州組を引っ張る男、その名を定時運行マン、略して定時マンと言う。磯自慢ではない。

わたし「あはは、タヌピチさん、焦ってますよw」

定時マン「あれで焦ってるつもりか!よくあれでサラリーマンやっとれるな!」

定時マンこわーいww

 


さっさと出発進行!


だいたいいつもこんなふうに信州組は帰途につくのであった(笑)

あっこ氏&ハンニバル氏 きれいなマシンでしたね。 あっこ氏がナニをドーンばらばらしたおかげでタイヤが私のところに来ました。頭があがりません。




またでかいバイクが停まっていると思いきや、なかざわのおじちゃまのニューマシンだそうな。

BMW1200GS、これはでかい。シートが高い。まるで2階建てw 足が全然つかないらしく、必ず段差を選んで停めるとか。おっきい人にもちびっこ女性ライダーの気持ちが味わえるバイクですね。2メーター近いドイツ人がちょうど良い大きさなんだろうな。BMWマークがついてるこの黒いプラスチックの箱みたいなのは何ですか?小物入れ、というか大きさ的にはトランク?「いや、これがガソリンタンクだよ。33リットル入るんだ。満タンにすると重すぎてたいへんだから満タンにはしないんだ。」よく見れば普通のGSじゃなくてアドベンチャー・・・満タンでの航続距離700kmらしい(笑) 既に3回立ちゴケしたそうなw さすがにコレがバランス崩したら、抗うことなどできずに倒れますよ。

 


勢いよく雨の中に飛び出して行くおじちゃま

 

 

 

 

 

あららら〜おじいちゃん、お孫さんのバイクに乗ってきちゃったの?!


しかもバイクの顔を見るに、なかなかにやんちゃなお孫さんみたいですネw 

 

 

あ、おじいちゃん!それはタンクバックカバー違う、お婆ちゃんのシャワーキャップでしょ! まったくしょーがないんだから!

 

ごはん?さっき食べたでしょ! とか言われていそうなzeroさん。(全てウソです)

走ってる姿はやんちゃな若者に見えますよ。

 

すっかりこのグダグダな集まりがお気に入りのようなキャブ仙人

仙人がかっす氏か誰かに言ったことには、「カメラのこととか質問したいんだけど、gizmoさんに相談すると変な道に引き込まれるから聞けないんですよ」って言われてたとか。そんなの根も葉もない噂ですから!単に手元にあってジャマな銀塩カメラを送りつけるくらい・・・<それが問題


上げ膳下げ膳なtoto&アッコ夫妻  ちなみに上げ膳据え膳も正解みたいだけど、照れ屋なおじさんは使えないw

 


埼玉組のko-jiさん、toto夫妻、makotoさんは仙人のアジトに立ち寄ったため帰宅が翌日の2時だったそうな。うっかりついて行かなくて良かった・・・


この集まりがこんだけ盛況なのはこの人の飄々とした関東man3の主幹事ぶりによる貢献大だと筆者は考えている。

マルコム・マッコート氏(違 今回は McCoooort!というめんどくさいHNだったマコチン。

 


タンクの塗装剥がれを異様に気にしていたつねお氏。茨城の虎を見習うべしw この後、おやくそくのプラグコードリークに見舞われたそうな。

 

(クールポコ調で)

バイクで来て、車に積んで帰る、とてもイヤミな奴が、いたんですよお〜 

 

んなぁ〜に〜い〜ヽ(`Д´)ノ

やっちまったな!(ノ ゚Д゚)ノ ==== ┻━━┻

なんてセリフがぴったりはまる人。33さん。だるさんを後部座席に押し込み、ちーさんと帰途につきました。

 

楽しいお見送りも、だんだん残り少なくなり、そして地元の福手さんと私たちだけになっちまいました。しょーがない、名残惜しいけど帰ります。もう、高速だからすぐついちゃうよ。参ったね〜ヘラヘラ

 



と、雨の中出発。すぐに高速に乗って、さあ、これからってときにふと・・・・前走車に反射する自車のヘッドライトがえらくピカピカ光って見えます。ん?なんか変な感じだな。もしかして・・・とHi/Lo切換をしますが、点灯状態は変化せず。それでは、とヘッドライトスイッチを切りますが、点灯しっぱなしですよ・・・ついに来たか。

うちのSRXには、電子式の自作ヘッドライトリレーを組み込んでいたのですが、非常に感度が良いため、雨の日にスイッチ内に水が入ると、スイッチが切れている接点にも微少な通電が発生し、ヘッドライトがONしっぱなしになる、というレポートがあがっていたのです。その後、最終的には有る程度こんなもんかな?的な対策を施した回路構成にしてたのですが、紺屋の白袴、自分のリレーは、最初に作った未対策品だったのでした。

とりあえずPAに入り、メインSWを切りますとヘッドライトも消えました。さてどうしてくれましょう。幸い、日が暮れるまでには帰宅できそうなので、バルブを外して走行しましょうか。トンネルがちょっとイヤかな。テールランプは点灯してるから大丈夫っちゃ大丈夫だよな。



そうだ、こんなこともあろうかと、このリレーは、故障した場合に備えて、カプラーを外してノーマルの配線に戻せるように作ったんだということを思い出しました。あ、でも、今入ってるバルブは本当のハイワッテージバルブで、100W/90Wだ。ノーマルハーネスでこのバルブじゃ最悪燃えてしまうかも・・・

あっ そういえば、こんなこともあろうかと、ずいぶん昔に、左サイドカバー内にノーマルなバルブを仕込んでいたっけ。割れずに残っていれば、このバルブを使ってノーマル配線にバイパスすることでイケるはず。 サイドカバーを外すと、出てきましたよ。バルブ部分にプラスチックのカバーをつけて保護し、その上から緩衝材でくるみ、タイラップでフレームに固定したノーマルバルブが。 これを使って無事ノーマル化を完了しました。


真田さんに一歩近づけただろうか。

てなわけで、私が作ったヘッドライトリレーをお使いの皆さん、まず、ヘッドライトケースの中のカプラーの部分はしっかりビニールテープなどで養生してくださいませ。また、雨の中走行していて同様の症状に見舞われた場合は、慌てずノーマル配線に戻して走行くださいませ。なんとかW相当っていうバルブは、消費電力はノーマルバルブと一緒ですから戻してもなんの問題もありません。私のように調子に乗って本当に100Wとかのバルブを入れてる人は・・・予備のノーマルバルブを携行されたほうが良いかも知れませんヽ(´ー`)ノ



そんなこんなで1時間近くロスした我々は、12時過ぎに再び走行開始。雨強いっす。

1時間ほど走ると、豊橋のあたりで東名に入ります。なんだか雨も止みそうな感じで、未来は明るかったのですが、東名に入ったあとは台風のような向かい風が吹いてます。なんなのコレは・・・ひいひい言いつつ給油ポイントの浜名湖SA到着。



風強し もはやなんでもずぶ濡れ。しかし、こんなこともあろうかとwカメラはジップロックに入れてタンクバックに入れていたので水没していない。何事も経験である。大人になったなぁ>俺

確か日本平PA


結局、日もとっぷりと暮れた18:30、厚木ICに到着。我が家への帰投は19:10でした。

ヨメ「雨降るって言ってたのに、なんで昨日帰ってこなかったの」

わし「な・・・・見舞いの後ツーリングだったし」(泊まりだって言ったじゃないかよ)

ヨメ「どこ泊まったのよ」

わし「ホテルレインボーだよ」(言ったってわかんないだろうがよ)

ヨメ「キャンプじゃなかったんだ」

わし「こんな雨になるのにキャンプなんかしないって」

ヨメ「よくホテルに泊まるお金があったわね。じゃあ小遣い減らしてもいいね」

わし「それだけはヤメテ!!!」


・・・いつもこんな感じだよ・・・保険かけてなかったらナニ言われたかわかったもんじゃない・・・こうして私はますます用意周到になっていくのでありました。


ほとんど高速を使ったのに440kmを8時間もかかってしまった。条件悪かったので仕方ないとはいえ、4時間くらいでいけるだろうと思ってた自分は反省!

人の帰着報告を見ていると、福島のかっす氏や香川のうしパパさんの帰宅時刻とさほど変わらない。距離的に100kmほどしか変わらないことを発見し、ああ、横浜からひるがのって遠いのねと思いました。下道で行けば、たくさん楽しんでいる間に着くんだけどなあw

総括:人それぞれだろうが、ここんとこ私はSRXを見に行くというより、気持ちよいツーリングをしつつ、全国に散らばっている知り合いの皆さんに会いに行ってるのかもしれない。もはやSRXを持ってないとか、もう動いてない、バラバラで動かないとかの人も多いけど、他のバイクでの参加だったとしても、そこはそれ、SRXという変わったバイクを一度は選んだような人たちです。次に選ぶバイクも、これまた一癖もふた癖もあるようなバイクばかりで、見ていて飽きないですね。また会えて良かった。そしてまたお会いする日を楽しみに!

つねお氏撮影

 

おしまい

 

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